ドライスキン、皮脂欠乏症とも呼ばれ、皮膚の水分が減少して乾燥した状態です。乾燥をそのままにしておくと、皮膚に白い粉がふいたり、皮膚にあるかゆみのセンサーが過敏になって、かゆみを感じやすくなったりします。

さらに症状が悪化すると、皮脂欠乏症湿疹になり強いかゆみを引き起こすことがあります。

【原因】

うるおいを保つために必要な皮脂や天然保湿因子などの物質が加齢に伴って減少することが原因です。

子供や高齢者は皮脂分泌量が少なく、皮膚が乾燥しやすい状態になっています。

アトピー性皮膚炎などの皮膚の病気、糖尿病や腎臓などの病気、抗がん剤治療や放射線治療に伴い皮膚が乾燥することもあり、注意が必要です。

また、秋冬は空気が乾燥しやすく、季節を問わずエアコンなどによる過度な冷暖房でも乾燥します。

お風呂の入り方など生活習慣によっても、皮膚の乾燥を引き起こすことがあります。

【治療法】

保湿剤の塗り薬を使用します。

保湿剤には適切な塗布量があります。