にきびについて
【原因】
にきびができる原因には、皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖があります。
にきびは皮脂腺が発達し、皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまう、コメド(面ぽう、白ニキビや黒ニキビ)から始まります。
コメドの内部は、アクネ菌にとって発育に適した環境になっているので、コメドの中で菌はどんどん増えていきます。増えすぎた菌に対抗するための免疫が働いて炎症が起こり、赤く腫れたニキビになります。
引用:マルホ https://www.maruho.co.jp/kanja/nikibi/step1.html
【治療】
■保険が適応されるにきび治療薬
□塗り薬
・過酸化ベンゾイル製剤
・アダパレン製剤
・抗菌薬
・過酸化ベンゾイル+アダパレン配合剤
・過酸化ベンゾイル+抗菌薬配合剤
・イオウ製剤
□飲み薬
・抗菌薬
・ピタミン剤や漢方薬
□処置
・面ぽう圧出(コメド圧出)
■保険が適応されないにきび治療
□ケミカルピーリング
□レーザーフェイシャルなど
炎症のあるにきびを治療せずに放置すると、毛穴のまわりの組織も壊されて、ニキビ痕として残ることがあります。
赤色が残るもの、茶色の色素沈着、クレーターのように凹んだもの、皮膚の盛り上がった凸状のものなど、ニキビ痕にもいろいろあります。
特に、凹凸の痕が残ってしまうと、肌を元に戻すのはとても難しので、ニキビ痕にならないように早めの段階でコメド治療することをお勧めします。