美白・しみ・肝斑・小じわ
しみは、中年以降の男女の顔面、手背、前腕などの露光部にみられ、紫外線による影響を強く受けています。
肝斑とは、30歳以降からみられ、頬部に対称性にみられます。紫外線、経口避妊薬、妊娠などを契機に誘発されます。男性ではまれです。
しわは、紫外線によるダメージ、加齢、肌の乾燥などによってできるもので、小じわはいわゆる「ちりめんじわ」で皮膚の表面に近い部位にできるしわです。
美白を含めていずれも、ケミカルピーリング、トラネキサム酸5%のイオン導入の適応になります。またトラネキサム酸ローションやアスタキサンチン配合ジェル、トレチノインクリームやハイドロキノン(美白剤)の外用を併用することで、より高い効果を得られます。ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸などの内服も行うことあります。
なお、しみでお悩みの方にはレーザー治療をお勧めしています。