帯状疱疹ワクチン助成について
帯状疱疹ワクチン接種について
当院では帯状疱疹ワクチンの接種を行っております。
2023年8月1日より台東区に住民票のある満50歳以上の方は接種費用の一部助成されます。
ワクチンの種類
帯状疱疹ワクチンは「不活化ワクチン(シングリックス)」と「水痘生ワクチン(ビケン)」の二種類あります。
シングリックス | ビケン | |
種類 | 不活化ワクチン | 生ワクチン |
発症予防効果 | 90%以上 | 50-60% |
神経痛予防効果 | 90% | 60% |
効果期間 | 9年以上 | 5年程度 |
副反応 | 筋肉痛、発熱、腫れ、倦怠感
3日~1週間程度で消失 |
腫れ、水痘様発疹(1-3%)
3日~1週間程度で消失 |
接種不可 | ・明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方 ・重い急性疾患にかかっていることが明らかな方 ・帯状疱疹ワクチンによる強いアレルギー症状を起こしたことがある方 ・その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方 |
・明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方 ・重い急性疾患にかかっていることが明らかな方 ・水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方 なお、他の医薬品投与で、アナフィラキシーを起こしたことがある方は、予防接種を受ける前にその旨を医師に伝え、判断を仰いでください ・副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤などの治療を受けており、明らかに免疫抑制状態の方 ・妊娠していることが明らかな方 ・先天性及び後天性免疫不全状態の方 例えば急性及び慢性白血病、リンパ腫、骨髄やリンパ系に影響を与えるその他疾患、HIV感染またはAIDSによる免疫抑制状態、細胞性免疫不全などによる ・その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方 |
医師との相談が必要な方 | ・心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などの基礎疾患がある方 ・予防接種で接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどのアレルギーを疑う症状がみられた方 ・帯状疱疹を予防するワクチンに含まれる成分でアレルギーを起こすおそれのある方 ・過去にけいれんを起こしたことがある方 ・過去に免疫不全と診断されたことがある方、及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる方 ・血小板が少ない方や出血しやすい方 ・妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方 ・最近1カ月以内に予防接種を受けた方 |
・心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気などの基礎疾患がある方 ・カゼなどのひきはじめと思われる方 ・予防接種で接種後2日以内に、発熱、発疹、じんましんなどのアレルギーを疑う症状がみられた方 ・薬の投与または食事で皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことのある方 ・過去にけいれんを起こしたことがある方 ・過去に免疫不全と診断されたことがある方、及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる方 ・帯状疱疹を予防するワクチンに含まれる成分でアレルギーを起こすおそれのある方 ・妊娠の可能性のある方 |
接種回数 | 2回(2か月間隔) | 1回 |
費用 | 22,000円(税込)/1回
※台東区助成利用で自己負担11,000円 |
8,800円(税込)
※台東区助成利用で自己負担4,800円 |
メリット | ・予防効果が高い
・持続期間が長い ・免疫低下している方にも接種可能 |
・1回の接種で済む
・費用が安い |
デメリット | ・2回接種が必要
・費用が高い ・副反応が出やすい |
・持続期間が短い
・免疫が低下している方は接種できない |
台東区の助成申請の流れ
台東区保健所に電子申請・電話等により予診票の交付の申し込みを行います
※接種するワクチンの種類を相談したい方は事前に受診してください(相談料1,100円)
ワクチン決定後、ワクチン接種の日程調整を行います
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申し込み後、予診票が郵送されます
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予診票をご持参のうえ、当院へ受診ください