日本では3人に1人が高血圧と言われています。高血圧そのものには自覚症状がほとんどないため、定期的に血圧を測っていないと、高血圧を発見することは難しく、定期的な健康診断が必要です。高血圧の状態を放置すると、心筋梗塞、不整脈、脳梗塞、脳出血、腎臓病のもととなります。また、若年の方は二次性高血圧（ホルモン性、嚢胞腎など）の可能性も出てきますので、一度精査することをお勧めします。
高血圧の治療は降圧剤の服用によって行いますが、薬の服用だけでなく栄養バランスのよい食事や適度な運動、生活習慣（飲酒を控え、喫煙をやめる、睡眠時間を十分にとる）の改善を行うことによって、血圧をコントールすることが大切です。